1ヶ月問題~6時間の時差を超えて~あんこ編

前回ちらっと匂わせをしたんですが、

この1ヶ月、彼がトルコに行ってる間、我々もいろいろありまして。

6時間の時差があるんですけどね、うんうん。

 

もちろん私も人間なので、精神が安定しないこともあるし、

女性ホルモンが暴れてやらかすこともあるし。

たぶん最初は私がちょっとメソメソしちゃった気がするんですけど。

私って自分に自信がなくて、それが定期的に襲い掛かるんですよね。

生理前とか、そういう時にそういうどす黒い気持ちが

どわーっと増量しちゃって。

それをぶつけてしまうことも度々あるんですが、

それがトルコにいる時も出てしまって。

 

彼はもちろん可愛いとか言ってくれるんですけど、

なんだか満たされない気持ちがどうにも抑えられなくなってしまったので

(うっすら原因はわかってる)

彼に

「最悪なことしそうだ」

って連絡しちゃったんですよね。

そしたらハイ、速攻電話。

「どうしたの?どういう気分?」

時差6時間とか関係ねーの。

でもそういうところが大好きです。

 

正直、彼のこういう態度はしんどい時にされると、

そのしんどさを突きつけられてるみたいな気がして、

それを余計につらくなる時もあったりするんですけど。

 

だって彼に話すうちに自分のダメな部分とか

原因を見つめなきゃいけなくなって

蟻地獄みたいなところに自らはまりにいってるような気がするからです。

 

でも私はしんどいとき、意味なく

「とにかく包み込んで!」っていうよりは

「私はなんでこんな落ち込んでるんだろ」とか考えて、

自分が納得したいタイプだから、考えるのは辛くない。

 

彼は私が落ち込んでるなら「サポートしたい!」ってタイプだし

サポートするには原因が分からないとどうしようもないですよね。

だからこそだと思うんですが、

「どういう気分?」

「どういう感じ?」

ってめっちゃ聞いてきます。

(個人的に海外の人はこういうのグイグイ聞いてくるイメージ。)

 

そもそも私が今回自信のなさを爆発させた原因は、

彼の元カノの話をいろいろ思い出しちゃったからですね。

その時に「いやや」って言えばいいんですけど、

元カノの話聞いて嫉妬するのってなんかダサくね?

とか思って言えなかったんです。

でも、やっぱり何回考えても結構傷つくこと言われたなって思いが拭いきれなくて。

たとえば

・「元カノはすごい美人だったんだけど」

(そんな前置きいらんな?)

・「元カノとそういうことをした時は毎回すごく満足してたな」

(え?だから?私とは満足してないんですか?)

・「元カノはすごく美人だったのに、僕と付き合う前に彼氏がいなかったから

僕とそういうことするときはすごく気合が入ってて・・」

(美人だからとか何回も言うな?そんで私の姿勢が不満なんか?)

 

みたいなことが数々あり。

普通の彼女やったらとっくの昔にブチギレやろな?

ってことをなんとか聞き流してたんです。

でもそもそも前提として、私は自分の外見にぜーーーーんぜん自信がないんです。

だから元カノが美人とかはマジで聞きたくない。

死ぬほど落ち込む案件。 

 

正直最初に「元カノが美人で~」って言われたときは

晩御飯を食べてたんですが、涙が出そうなのをこらえるのに必死で

何食べてたか覚えてないくらい(笑)

 

そういうことを彼と会わない間にいろいろ考えちゃったことと

ホルモンバランスの乱れが原因で大爆発が起きて

リアルタイムで彼に吐き出しちゃったんですね。

 

でも彼は電話で

「でもあんこは美人なんだ、それは事実なんだ」

「どんなにあんこが自信ないって言っても僕はそれが好きなんだ」

とつらつらと慰めてくれて。

「僕の家族の問題とか、メンタルのことは誰にも言ってない。それはあんこにしか言ってないんだ。だってこんな話めんどくさいし、誰も聞きたくない。

あんこが僕の彼女だって思ってるからなんだ」

って言ってくれて、落ち着きました。

「私って愛されてるのね♪」って(笑)

単純(笑)

正直家族とかメンタルの話は友達にしてると思ってたので

結構意外だったんですよね。

やっぱり私が不安になってたのは、愛されてるって自信がなかったからなのかも。

・・・でも誰だって元カノのこと褒められたら自信なくすよね?!

 

 

その前に「元彼に連絡して褒めてもらおうか」とか口走ってしまって

(今では最低なことしたなって反省してます)

ブチギレてましたけどね。

 

「そんな子供っぽいことする人だと思わなかった!!」

「信じられない!そんなことするなんて!」

「そんなことするひとだと思わなかった!!」

「もう信用できない!!!」

とか大暴れ。

「自信ないから、励まして欲しかっただけなんだ」

って言ったら

「それは僕がしますから、いつでもいいなさい。

元彼は関係ない。僕の仕事だ」

って急に落ち着いて。

「さっき怒ってごめんね。いつもこんな風に怒って反省してます」

って言ってくれて一安心。

彼がキレた理由は、私が彼に嫉妬させたくて当てつけでしたと思ったらしい。

いや、そうではないんだが。

って説明してわかってもらいました。

 

すぐブチギレる性格に私も良く付き合ってるなって思えてきました。

彼も分かってるんか?な?

 

さてさてお次は例の彼のブチギレ不安MAXバージョンをお届けします。

 

1ヶ月の帰還。

継続することの難しさを感じています。

なんと前回の記事から5か月も経ってしまったんですね・・・。

 

はてさて、今も彼と付き合ってます。

この1ヶ月彼はトルコへ行っておられます。

今回はそれにまつわるお話。

彼がトルコに行く目的は、

彼の家族はとっても複雑なので、その謎を解くため、らしいです。

お母さんには産みのお母さんがいるのですが、

お母さんを捨てて愛する人の元へいってしまったんですよね。

それ以来お母さんは実のお母さんとは疎遠で。

産みのお母さんはオランダで別の家庭を作っているっていう。

家族のごたごたは日本でもありますけど、彼の過程もいろいろ複雑だなと思います。

 

ちなみに。

私は7月30日まで東京にいたのですが、31日には友人家族とBBQの予定が合ったので帰宅。

31日はドライバーになりBBQをこなし、またわがままなぼくちゃんのために

東京へ。(冷静に今思い出しても優しすぎるな?)

そして彼の行きつけのバーへ一緒に行って、

彼の友達にも会って、(彼の友達に会えたのは結構嬉しかった)

早朝に一緒に起きて成田へ。

 

しかも私の飛行機は、羽田発なので

彼の神奈川の家→成田→羽田

と言う早朝から体にむち打ちパターン。

移動だけで3時間超えてるのは、私優しすぎるな?

 

そしてすんごいご機嫌だったので

「まあこのままご機嫌よく行ってくれたらええな!」

と思ってたのですが、まあそんなわけもなく。

成田に向かう電車の中でぐずぐず言い出した僕ちん。

「連絡少なくなると思うけどいいかな」

「いいよ。だって家族と過ごすんでしょ」

この時の私の頭の中では

連絡少なくなる=3日か4日に1回くらいしか連絡来ない

と認識してたのでちょっと不安ではありました。

だから「まあ連絡はくれたらそりゃ嬉しいわよ」

とか言っちゃったもんだから。

「この1ヶ月で嫌いになるの?」

「だって元カノたちは連絡できないかもって言ったら

すごく怒ってたんですね」

いや、私は怒ってへんけど。旅行中なんてそんなもんでしょうが。って。

そしたら

「嫌だな、ああ不安になっちゃうよ」と、例のやつが始まり。

そこからひたすら、なだめたおし。

チェックインの時には

「そのまま行くの嫌でしょ、何かあったら聞くよ?」って聞いたら

「もう話したくない」とか言い出すもんだから

私も疲れてるし、なんならこの後一時間以上かけて帰るしで

イライラして無視。ほんとにだんまりしてました。

 

チェックインのあとのスタバでは

「アンかわいいよ、見て」

とかいって私の写真見せてきて。

ああ、かわいいな。(バカ)

ちょっと機嫌直ったかなとか思ったら

「不安なの?」と聞かれて

「そりゃそうでしょ」と言っちゃったもんだから

また彼の不安が大爆発。

そのまま完全回復しないままで・・・

手荷物検査のところまで見送ったら

その直前で

「どうしよう、僕たちも1ヶ月関係休んだほうがいいかも。

1ヶ月別れよう」

はああああ?でたよ、別れよう症候群。

「え?それは話違うんでしょ、もう知らない、好きにすれば」

と見送ると、彼ぐずぐず泣き出して。

「・・・でももう行かなくちゃ・・・やだよぅ」

「大丈夫、待ってるから、愛してるよ、愛してるから大丈夫」

と励まして送り出し。

いやもう正直疲れる(本音)

 

見送った後に

「本当にそうしたいなら、すればいい」ってメッセージを送ったら

「もうわかんない。ただ今はアンとキスしたいだけ」

ってキューン。

ま、こいつもパニックの時はなんかおかしくなってるからしゃーなし、

ということで若干モヤるものの、許しました。

そして彼は無事飛び立ったのでした~。。

 

※もちろんこの後の1ヶ月の間にいろいろありましたよ。

それはまた次回にまとめますんで、今回は行く前のお話です。

 

もちろん、1ヶ月トルコに行くと決まった時も問題になったのが、あれ。

恒例のあの『モテたい、ヤリたい問題』。

「もしトルコで女の子に声かけられたら、まあ楽しんできたら」

って言ったんですよね。

(そろそろ私もめんどくさくなって倫理観バグってきた)

「そんなのトルコで女の子から声かけられたりして、

何かあっても罪悪感がする!」

なるほど。いや、まあ罪悪感するのが普通だし、

罪悪感なかったらやべーのだが。

こういってる私も言いながらめちゃくちゃ辛いし、

正直浮気して欲しくないよね。

ぶっちゃけ「でも本当に浮気したら別れるよ」って言おうと思ってたくらい。

でも前だったら

「女の子と何かあるかもしれないし、

あったらそのままやりたい!でもアンがいるからできない!」

「ほかの子と遊んでもいいように、別れた方がいいかもしれない」

ってなんかクソみたいな堂々としたわけわからん告白されたこともあるので。

 

そう考えたら、最近それないな。

ちょっと成長したんかも。

セラピーも効果あるってことなんやな。

相変わらず不安障害の薬を飲もうか迷ってるみたいで、

個人的には大学もないトルコにいる1ヶ月の間に

「ぜひ飲んどいて下さい」って感じだったんですけど。

 

頭に作用する薬を飲むってことが

人格変わっちゃいそうで怖いみたいです。

まあその気持ちも分かるしね。

無理に飲めとは言わないが。

そんなこちらの心配も知らずに、彼はやってくれましたよ、ええ。

このトルコにいる間も6時間の時差を超えて

暴れ散らかしてました。3時間半くらい。(笑)

もうね、こちとら5時なんですけどっていう。

来週会えるんですけど。そん時じゃだめなんですかね?(笑)

 

私の発言に言い返してくるし、

「いいやん、かわいいやん」

って「かわいい=Cute」の意味で使ってたら

「僕ももう”かわいい”になったんですね!

”セクシー”とか”かっこいい”じゃないって」

って揚げ足とるし・・・。オイオイ。

彼の悩みは常にモテない、イケメン扱いされない、

可愛い子から積極的にアプローチされない、

誰も外見を褒めてくれない、セクシーって言われたことない、

ワンナイト誘えそうな雰囲気漂ったことない

とかそういう悩みなんですね、ぶっちゃけ言っちゃうと

「モテない」ってことです。

でも私から見たら顔可愛いし、

性格もまぁ幼いし可愛いなって感じなんですけど(笑)

どうもそれが気に食わんらしくて。

今度から褒める時は

「セクシー」「かっこいい」「ハンサム」

で攻めないとダメなんですよね。ちとめんどくさい。

 

正直私はイケメンかどうかってあんま気にしてなくて。

マッチョがタイプなんですよね、本音を言うと(笑)

でも私そんなに外見のこだわり強くないから

おデブちゃんもきゃわいって思うし、

ガリガリじゃなかったらいいんですよね。

(がりがりはマジでテンション上がらんのです・・・。)

昔からマッチョ好きなんで、

外国人でマッチョな人を見たら

「セクシー!うひょー」って感じなんですけど。

いやそらもちろん好みはありますよ。

ボディビル的なとこまではいらんかな。

もうちょい生々しい感じの方が好みなんで・・・。

 

おっと失敬。

私の性癖を語ってる場合ではナイ。

とにかく、その時の彼のスイッチは

いとこ♀がセックスした相手がモテモテだったこと。

「僕に似て目が青くて、髪の毛の色が明るくて、運動してて

僕のイケメン版って感じだったんだ!」

あはーん。そこか。

比べちゃったんやな。

 

でもさ、そいつはそいつで悩みあるやろしさ?

「外見の話をしてる!

トルコの女の人がみんなすごく積極的なのに、全然声をかけられない!」

まあそういうこともあろうよ・・・。

「なんで声くらい、かけない?ヨーロッパにいてもそうなんだし」

「僕はオタクっぽい奴、それだけだ!」

まあ正直君は海外で見てもセクシーではないよな、うんうん。

でもかわいいからええやんて思うねんけどな~。

まあ私もトルコ人から猛烈アタックされてますけどとかは言えない。

 

いつも思うのが

「私がいるからいいやん」があまり救いにならないのが

ちょっと悲しいというか。

私は「彼氏が私のこと大好きでいてくれたらそれでOK!」って感じなんですけど。

そうもいかないみたいで。それがめんどくさい。

だからオチがいつも

「別れたい」

になるんですよね。

複数からモテたい=浮気したい=彼女がいたら無理ってことなんで。

その悩みを聞くたびに子供だな~って思うけど

そういえる状況でもないので。

しかもなんか聞いてみると今回は一番悪いって感じらしいので、

さぁ大変。

 

ここから眠気と戦ってなんとか

アニメだか映画の話に持ち込んで事なきを得ました。

これからもセルフィー送ってくれたら

「ハンサムね」とか言っていくようにしよう。

効果はわからんが。

私は言われたら嬉しいから、とりあえず私も言ってあげよう。

そろそろ彼に会うのですが、次回は

この1ヶ月会わない間に彼に積もり積もった不満をぶちまけたお話をしようと思います。(笑)

会わない間にすな、とかいうツッコミは置いときますわよ。

それでは次回。

 

 

 

 

 

彼のパンドラ。

まず私がなんでブログに彼のことを書き始めたのか。

それは

誰にも相談できないことを吐き出して、

あとで冷静になって見返してみたかったから。

 

パニックになったり、混乱したりすることはあまりないけれど、

今回のは結構衝撃的だったので、ちゃんと残しておこうと思います。

おまけに今回がちと長いです。

 

まずは彼について。

私の彼は、15歳の時に初めて付き合った彼女がいて、

16歳から6年間付き合った彼女がいて、

(その後一瞬付き合った人がいたような気もする)

その後の彼女と2年付き合って、今の私に至ります。イマココね。

私は4人目。

 

過去の恋愛エピソードを聞くと

恋愛にどっぷり浸かるタイプっていう印象。

すごく叙情的な人だし、

彼女ができると周りが見えなくなるくらい大事にするってことも

過去の女性たちとエピソードで分かってたし

今はそこまでではなさそうだけど

しっかり相手を愛するところが、彼の好きなところだから。

 

彼は10年くらいセラピーに通ってたって聞いたし、

(まぁ通ってそうだし驚かない)

今は全然メンヘラっぽくないし、

落ち着いて大人っぽい雰囲気だから、

ちょっと意外だった。

「落ち込んだり、揺さぶられるほど情熱的に恋愛してたの、いいな~」

って他人事のように思いつつも、

「私も彼にそれくらい、愛されたいな」

って当時の彼女がうらやましくなった。

 

でもそんな彼も20代前半だし、

見た目もそんなに悪くないし、

カナダのトロントだし

パーティみたいなのにも行くタイプだし、

言わないだけでワンナイトもあっただろうな、とは思ってて。

ワンナイトに関しては大して気にしないので、

まぁあんだろ、ぐらいの感じでした。

 

 

今となっては何でそんな流れになったのか分からないけど、

「アンは何人とセックスしたの?」

と聞かれて正直に人数を告白してしまいました。

すると彼の目の色が変わって、青い目の瞳孔が開き、

「僕は今まで経験人数が4人しかいない、

そのうちちゃんとセックスしたのは2人だけだよ」

・・・おおそうか。

 

彼はセックスに関する話にもオープンで、割と好きなんですよね、そういう話。

(前の彼女の話を持ち出される時はあんまり気分良くないけど笑)

すると急に頭を掻きむしって、大きなため息をつくと、

「・・・僕は怒って吐きそうだよ!Fuck!」

と言ってこちらを向き、メガネを思いっきり机に投げました。

私はおっかなびっくり。

(ああ、本当の人数を言うんじゃなかった・・・)

「ごめんね、気分を悪くしたよね」

「Fuck!!・・・はぁ。

どうしても変わらないよ、僕はほんとうに4人しか知らないし、

どんなセックスが良くてどんな女の人が合うのかも分からない。

アンが悪い訳じゃない、聞いたのは僕だ・・・Fuck!!!」

「どうしたらいいいのか分からないよ、僕、どうしてそんなことができるの」

そう言いながら彼はどしどしと足音を立てて、トイレに行きました。

「このままではアンを傷つけることを言いそうだ!」

バタンとすごい勢いでドアを閉める彼。

 

・・・こんなに明らかな怒りの場に遭遇したのは初めてなので

ちょっと混乱してひたすら彼をじっと待つ私。

だんだんと怒る人や、機嫌が悪くなる人は見たことあるけど、

こんなはっきりと憤怒する人、初めてだし、

どうしたらいいか分からなくて

私はベッドに腰かけて待つしかなくて。

脳内では

「いや、誰が正直に経験人数いうねん。絶対もっと少なめにいうやろ」

とひたすら自己嫌悪。(あほなんか)

 

いったい何分経ったんだか分からないくらい経ってから

彼がすごい勢いで扉を開けると

「散歩に行ってくる。このままだとアンを傷つけるので」

「・・・分かった」

「・・・イヤホンがない。Fuck!!!」

おお怖。

そしてそのままコートを着る彼に

「待ってるからね」

「・・・・はぁ・・・・」

いらだってるのか怒りを何とかしずめようとしてるのか

めちゃくちゃ息を吐く彼。

 

これ、私どうしたらいいねん状態。

たしかに前になんかこういう話を電話でした時も

「・・・僕は今怒ってます。自分自身に。すごく怒ってる」

「・・・え?」

「アンは悪くない、悪いのは僕。聞いたのは僕」

「・・・・」

「今すごく怒ってるのでもう寝ます」

「寝て解決するの?私が聞いて楽になるなら聞くよ」

「解決するかは分からないけど、寝るしかないですね。

アンに話して楽になるかも分からないので」

「気にしないで話してよ」

「傷つけてしまうので、さらに自分が嫌になります。だから今日は寝ます」

「・・・直接話ができないのが寂しいね、そばにいなくてごめんね。

会いに行きたいよ」

みたいな感じになったのは記憶にある。

(そんでもってその2日後新幹線に飛び乗ったんだったけな)

 

それが面と向かってこうなるとは。

まあカップルにはいろいろ乗り越える課題とかあるっていうしな、うんうん。

と思いながらひたすらお白湯を飲みながら待つ私。

 

帰ってきたら何の話したらええんやろか、うーん。

とりあえず話聞くよ、かな。

こういう時海外の映画ではハグしながら聞いてあげてるけど

私さっきハグしてあげへんかったな。

そもそもハグしていいんか?そんな雰囲気やなかったな?

とか考えているうちに

1時も近くなってきて、大丈夫かいな(身の安全が)と思うものの

連絡せんほうがええんよな、うん。

ここで年上の余裕を持って接せねば。

と思いなおしひたすら待つ私。

 

・・・そして1時を過ぎて帰ってきた彼。

「おかえり」

「・・・ただいま」

今までにないくらい機嫌悪そうな彼。

内心ひやひやな私・・・。

 

とえらい中途半端ですが

この後がまた長くなりそうなので

次の記事に書きます。

 

 

何してた?の合図

本当に人によって分かれるものだと思う。

 

二人で一緒にいる時はしっかりびったり。

でも離れている時は、あっさり。(主に文面で)

・・・とか。(私の彼はこちら)

 

二人でいる時も、会っていない時も

常に相手を思っています的な光線を送りたい人、

相手からそう感じる、感じさせて欲しい人。

 

二人でいる時も、

会っていない時もお互いのペースを尊重して、

空気のような世界観を作りだす人。

 

いろいろな表現があるように、愛し方も十人十色というのだけれど、

片方ばかりが好きで、相手と温度差を感じたらちょっと寂しいもの。

 

私は会っている時も

離れている時もできれば思っていて欲しいな~なんて欲張りなことを思うけど、

四六時中連絡が欲しいわけではないし、

そこまで暇ではないので。

相手もちゃんとやることやっといてよねって思うし。

 

でも何日も連絡が取れないのはちょっとごめんなさいなんですよね。

いますよね?そういう人。

デートしてる時もちょこちょこ携帯見てるくせに、

なんで私のメッセージには2、3日かかるんですか?

会う連絡すら当日の朝になってもちゃんとしてくれない人、どうしちゃったの?

 

・・・なんて過去は関係ないですね。

 

私は

「今日はどうだった?」

って一日の最後にお互い聞けるくらいで、満足です。

彼はいつも(ほとんど毎日)

「アンの今日はどうだったの?」

と聞いてくれるので、すごくうれしいです。

こういうこと、聞いてもいいんだって思えたことと

会えない間何してたのかなって思ってくれてたことが嬉しいです。

 

「今日どうだった?」

って毎日聞くとうざいかな、とか思ってたのだけれど、

彼に聞くと

「だって知りたいから」

って。

 

それ以来

「今日は何したの?」

「今日はどうだった?」

は私たちの中で毎日の合図になってるのです。

 

まだまだこれから

今週のお題「あまい」

 

今週のお題とやらに参加してみました。

せっかくの彼との思い出も

埋もれてしまってはもったいないものね。

 

彼にまつわる甘い、から。

彼は甘いもの大好きです。

 

アイスクリームもよく食べるし、家に行く度にトッポの空箱を見るくらい。

「アンはアイス食べないの?一人で食べるのは楽しくないなぁ」

と言いながら、アイスコーナーへ連れていかれます。

私はあんまりアイスが好きじゃないのよね、と思いつつ

「いらないよ」と言った時の

彼の子供みたいに拗ねた顔があんまりにも可哀そうだから

いつも一緒にアイスを買っちゃう私。

私も甘いよなぁ。と思ったりして。

 

彼はそれだけじゃなくて、甘い発言も得意です。

「はぁ、かわいい、アンは本当にかわいいね」

「ありがとう」

「本当にかわいい、見ているだけでは我慢できないぐらい」

「?」

「見るとかわいいって言ってしまうくらいかわいい、言葉が出てしまうね」

こんなこともいつまで言ってくれるのかしら、

と思いつつ心の中でこっそり微笑む私でした。

 

他にも彼の甘い言葉たちをここにちょっと残しておきます。

いつか自分が見返したくなくかもしれないし。

 

「アンと一緒に寝ることは人生の醍醐味だ」

 

「僕はアンの体の形も大好きだけど、

目の形も、顔のかたちも、やわらかい鼻も、

必殺技をしてくれる唇も大好きだ」

 

「アンのことは永遠に好きだと思う、

きっとどんな形で知り合っても、

僕が女性に興味がなくても、

絶対にモモコとはどんな関係でも知り合いたいって思う」

 

「今まで好きな気持ちに限界はあるって思ってた、

でもアンに知り合ってからその限界はないって知った。

僕の人生で一番好きだ」

 

いつもいろいろな言葉を惜しげもなく言ってくれる彼はとっても甘い存在です。

ちょっとした恋愛遍歴というか。

ここでちょっと私の過去の恋愛遍歴についてちょっと書きたいと思います。

知りたい人がいれば、どぞ、程度です。

 

私の今の彼はカナダ人(両親はトルコ人)ですが、

海外の方との恋愛経験は他にもいろいろあります。

海外の人がいい!って言うわけじゃないけど、

私は愛情表現がダイレクトな人が好きだし、

・私も愛情表現がダイレクト

・私の性格がかなりはっきりしている

・あまり人目を気にしない

・恥ずかしがり屋ではない

ということから、

よく男性から「え?」と驚かれたり

「恥ずかしいんだけど」とか

「俺はそんなことできないよ」と言われることも多くて。

ちょっと悲しくなることもしばしば。

 

もちろん私のビッグな愛情表現に喜んでくれる方もたくさんいたし、

「俺もできるだけ表現したり、伝えたりするようにするね」

って言ってくれる方もいたし、

そもそも言わなくても、愛情表現をしっかりしてくれる人もいました。

 

でも割合として

「好きなのにどうして愛情表現してくれないの?それじゃ全然わかんないよ!」

って思う人が多くて。

言わなくても分かるよね、って言われるとちょっと寂しい・・・。

 

もっとはっきり愛情表現して欲しいって伝え続けて

ちょっと険悪なムードになったりすることも、よくありました。

別にそれが悪いわけではないし、相性です。きっと。

 

もちろん努力してくれた方もいたけど、

本来、慣れてないとだんだんしてくれなくなるんですよね。

そうなると「また言うのも申し訳ないな」って思えてきて・・・。

 

あくまで私は、ですけど

重いって思う人もいるかもしれないけれど、

四六時中ずっと一緒にいるわけじゃないんだし

一緒にいるときくらい「好き」「愛してる」

たっぷりスキンシップくらいしてもいいよね?

 

というのがポリシーなので、

そこらへんが海外の方と価値観が合ってるような。

これも本当に割合の問題なので、そうでない方もいますよ、もちろん。

海外出身の男性と話をすると

「日本の女性は愛情表現をあまりしてくれなくて寂しかった」

っていう人と遭遇率高し。

そうだ、みんな、恥ずかしがらず愛情表現していこう!

(急にえらそうよね、ごめんなさい)

 

さてここで本題。私がお付き合いしたことあるのは

・スペイン人

・イラン人

アメリカ人(ポーランド系)

アメリカ人(ベトナム系)

・メキシコ人

って感じです。

海外出身の人が好き!ってわけじゃないけど、

今思ってみれば海外の人、多いな。

 

あと、よく聞かれるんですが、

今の彼以外は全員英語でコミュニケーション取ってました。

大して話せるわけではないけど

意思疎通ができるくらいはできました。

 

こんなもんです。

何か聞きたいことがあればお気軽にどうぞ。

 

最初のさいしょ

何となく付き合って三か月が経った彼のことを残しておきたいと思います。

私の今後の人生で一番記憶に残るであろう思い出がすでにあるんだもの。

でもその前に、出会った最初の瞬間について残しておかなくちゃ。

 

彼とは、なんてことない語学交換相手を探すアプリで出会いました。

全然ロマンティックじゃない(と彼は言います)けど、

私もそんなつもりはなかったので仕方ない。

彼の漫画の趣味がマニアックで、私の好きなやつも多かったから、

興奮して思わず連絡したことが始まり。

マッチングアプリじゃないから、こっちから勝手にメッセージが送れる。

 

「初めまして!その漫画、私も好きです!よければ仲良くしてください!」

いや、だって本当に友達が欲しかったから、こんなものでしょう。

 

「こんにちは!僕も大好きだ!このあいだこの先生の○○と○○の最新巻を買った!」

彼は日本語がペラペラだけど、まだちょっと独特。

意味は通じるからいいけど、頑張って理解しなきゃいけない時があって、

それがちょっとしんどいのは内緒。

 

「私の周りにそういう話ができる人いないから嬉しい!翻訳してるのもすごいね」

(プロフィールに翻訳家と書いてあったので)

「うわぁ大偶然だな!僕も初めて○○先生のファンと会った!ぜひ友達になりたいな!」

この素直なところ、いいでしょ?

「ぜひ友達になりましょ。○○先生のは読んだことある?」

「ないです!今調べる」

「ああ聞いたことある!△△が結構有名でしょう」

「でもね、私はその有名なやつよりも、こっちがおすすめです」

「そうか!今回まんだらけとかに行ったら絶対買う!」

まんだらけ、知ってるんかい)

「で、アンさんはどんな仕事してるんですか?」

「近所に住んでたら貸してあげるのに。

私はライターみたいなことしてます。

翻訳はどんなやつなの?」

「今は◆◆けど、来週から△△に引っ越す!近いだったらぜひ」

アメリカの大手出版社と契約中だが、漫画の翻訳です。毎月一巻!」

「僕もそういうの狙ってるですね!いつからやってるんですか?」

(惜しい日本語もまぁいいでしょう)

「私は関西に住んでるから東京行くことあったら声かけます」

(多分会うことはないでしょう、南無阿弥陀仏

「神戸か…!残念だな。でも僕も神戸に友達がいるし、行ったら誘ってます!」

(どうせ来ない奴の常套句だろうな、ま東京だしそらそーか)

「で、アンさんが遠いのでジャジャン」〈私のオススメ漫画全巻セットの写真〉

 

この瞬間にちょっと心を掴まれました。

だって私がオススメした漫画をその日のうちに買うなんて、びっくりでしょう。

 

その後、彼はどういう経緯で私が会社を辞めたのかを聞いてきて、

自分のこれまでの人生を話すことに。(割と長文)

それからラインに移行して、彼の人生について教えてくれた。

生まれた国も育った国も違うけど、なんか似てるね、私たち。って言い合って。

「でも僕も日本人学生のみんなからそういう印象が覚えてる、大半が田舎からきて二次会だけ追いかけていた。だからあの頃作ってた日本人の友達はみんな大学以外だったですね。」

とか

「飲み会ばっかでもなんもないしね」に対して彼が

「僕もだ!飲み会よりライブに行くのは好きだし(今夜みたいに。今電車で中野行き!)」

と返したところもいいなぁってなりました。(なんで?)

独特の日本語がかわいい(ちょっと違和感あって読むのむずい)けど、

なんかこのサブカルっぽいのがいい感じ。

 

ここら辺あたりから、

「ん?こいつはかなり変わったマニアック野郎ではないか?」

って匂いがぷんぷん。

だって彼が教えてくれるバンドは大抵知らないし、

彼がよく行くという場所の名前も

なんだかおしゃれなキラキラしたイマドキの若者が行く場所ではなさそうだし、

私が知ってるのはメジャーなロックバンドとか歌手ばかりだから

(いやそんなこともないけど。私もなかなかのマイナー歌手好き)

「これ、話合うのか?」

と思いながらも

「ま、いいや友達だし。会うことないから気にしないでおこ」

くらいのテンションで話を続ける毎日。

 

この頃からなんとなく、お互い日中に返事ができる時はするけど、

だいたい夜にしっかり話をする、みたいなスタイルが定着しました。

今もなんとなくそんな感じかな。

私はその感じも好きだったし、毎日夜になるのが待ち遠しくて、

1人でわくわくしてた。

 

なんだか締まりないけど、私たちの最初の最初は、こんな感じ。