忘れてしまうその前に

この言葉、好きなんですよね。

どんな意味があるとか、そんな大それたことを考えたいわけではないけれど、

どうして恋とか恋愛の始まりってこんなにもあんなにも熱くって

夏の蜃気楼みたいにゆらゆらと振り回されるのに

終わったとたん、とんでもないスピードで脳内からいなくなるんだろう

 

何枚も何枚も日記を綴りたくなるほどに愛していた記憶も、一緒に過ごした時間もあるはずなのに

どうしてあんなに大事な存在や記憶がなかったことになるんだろう

といつも思います。

 

これは感傷的になっているわけでもなくて

悲しいことがあったとか

そんなことではないけど、

ただすべての恋愛が始まるたび、そっと胸の中で考えるのです。

 

こんなに幸せなこともいつか忘れてしまうのかしら

この恋愛にゴールやお別れがなくて

ずっとずっと続くものだったとしても

あんなことやこんなことで悩んだこともきっと忘れてしまうのだわ

 

もし今までにないくらい幸せな恋愛だったとしても

長い期間を経てくると、始まりの記憶はなんだかおぼろげに、曖昧になってきますよね

 

不思議なものです。

でも私はそれもまるっと覚えていたいのです。

だって美しい記憶には違いないのだから。

 

これからつらいことがあっても、

こんなにも私を愛してくれた人がいた

こんなにも真剣に気持ちをぶつけあったことがあったわ

って思えたら

少し元気が出ると思うのです。

 

すでに忘れていることもあるけど、愛しいと思ったあたたかな記憶を

ひっそり残していけたらいいな、と思います。

 

 

 

単なる備忘録

何かにつけてつぶやきたくなったり、孤独を共有したりすることは悪いことではないと思うけれど、どうしても言葉にしなくては収まらない気持ちというものがあると思う。

 

それは心の風邪と同じようなもので、メンタルの休息が必要な時とかに起こりえる状況だと思う。

誰かに甘えたり本音を打ち明けたりすることは、難しいことのようで案外難しくないのかもしれない。

ほんのちいさな棘をよいしょっと踏み越えるだけで簡単にできてしまうことのひとつだし、実際に行動に移してしまった後は、

「大して難しいことじゃなかったじゃないか」とほっとすることもある。

そうわかっているのに、どうしてその一歩が踏み出せないのだろう。

 

その一歩がこれから先の人生にどれだけの意味をもたらしてくれるのか、それとももたらしてくれないのか、私には知ることができない。

 

私について

初めまして。

どのようなきっかけでこのブログをのぞいて下さったのかは分かりませんが、

私ならまず

「どんな人が書いてるのかな~」

と思います。

 

そのためこのブログの趣旨とか、私のことも含めて書きたいと思います。

 

名前:イワニナ アン

幼少期は好きになれなかったけど、

最近わりと好きなってきた本名から取りました。

ちなみに良く言われますが、誕生日は春ではありません。

 

年齢30歳

社会に出て8年たつなんてびっくり。

「あ、こうして歳ってとるんだな」と実感し始めました。

毎年就職先人気企業TOP3には必ず入っている大手で営業として働いています。

身体壊れていくのをひしひしと感じます。はい。

追記:会社員辞めました。今はしがないライターです。

 

出身、在住:関西

ちょいちょい関西弁が出ると思いますが、温かい目で見守って下さい。

 

このブログの趣旨:

そんな大それた思いを持っているわけではないのですが

私は昔から文章を書くのが好きだったので、始めてみようと思いました。

とくに恋愛についての経験や思いを話すのが好きです。

また人の話を聞くのも相談にのるのも大好きです。

人から聞いたことも含めて、恋愛についていろいろ考えることが好きなので、

そんな内側に積もったものをどこかに残せたらな、と思って始めました。